群馬県みなかみ町たくみの里の「森の恵みと学びの家」でカスタネット作り
群馬県・水上温泉 みなかみホテルジュラクをチェックアウトしたあと。
1月にいちご狩りで訪れた体験集落たくみの里に行きました。
たくみの里には、草木屋 染の家、農産物加工の家、七宝焼の家、陶芸の家、
香りの家など「〇〇の家」と名づけられた体験工房がたくさん。
各施設は、季節や日によって営業日や時間が異なります。
今回、ワタシたちは「森の恵みと学びの家」でカスタネット作り体験をしてみました。
なぜにいきなり「カスタネット」なのか。
それは、みなかみ町がカスタネット発祥の地であり、生産量日本一だったことに
由来しています。ワタシたちが小学生のときに使っていた赤と青のカスタネットを
作っているカスタネット工房(旧プラス白桜社)があるのがみなかみ町。
50年以上前、スペインのカスタネットを元に、子どもたちが扱いやすい打楽器として、
工房で開発されたのが、あの馴染み深い赤と青のカスタネットなわけです。
木材が入手困難となるなどして、カスタネット生産は一時中断していたそう。
2014年にみなかみ町の森を再生する赤谷プロジェクトと共に再開されました。
現在のカスタネットは、色を塗らず、木肌を生かした仕上げとしています。
「森のカスタネット」と名づけられたそれは、木の種類もさまざま。
体験でも、ヤマサクラ、ブナ、ミズキ、クリから選べました。
木は種類が異なると硬さや色が違うだけでなく、音も変わるということ。
上下別々の木を選んでも良く、それによってオリジナルの音色が楽しめるのだとか。
ワタシは上をミズキ、下をクリにしてみました。
カスタネットにはカラーペンでの色付けや電熱ペンでの焼き付けが出来ます。
鉛筆で下描きも出来るので、一発勝負は不安というひとでも安心。
ワタシは最初、鉛筆でまとまらない下絵を描きはじめたのですが、
だんだん「このままだと終わらないのでは?」という気持ちになり、
鉛筆を電熱ペンに持ち替えて、いきなり絵付けをはじめてしまいました。
ワタシの得意な「ナゾの柄」を描き、南国リゾートの民芸品みたいに(笑)
内側や裏にも描いて良いので、裏側にはサイン、
下の内側には記念に、この日の日付を入れておきました。
絵付けが終わると2枚をゴムで結び、カスタネットの形になります。
こちらがワタシのカスタネット。
カスタネットをかけて写真を撮るための台座も用意されていました。
いきなり絵付けをしたわりには、まぁ、それなりに見えるんじゃないでしょうか。
「お土産で売ってそう」なんて言われて、やっぱり民芸品風味なんだなと。
一緒に体験したみんなのカスタネットを集めて集合写真も撮ってみました。
カスタネットという丸いキャンバスを活かしたデザインもあったりして
そのアイディアに感心しちゃう。所要時間は45分くらいでした。
作ったカスタネットは、台紙と共に袋に入れて持ち帰ります。
台紙によると、このカスタネットの購入代金の一部は、
将来の子どもたちが使うカスタネットになる樹木と、
森に暮らす様々な野生動植物を育む、豊かな森づくりに役立てられるのだとか。
そして、体験に使ったカスタネットも、木の選定、削り出し、仕上げなど
全てのプロセスが手作業によるものなのだそうです。
それで体験料金800円って安くない?
たくみの里のウェブショップでも販売されていましたが、デザイン有が800円、
デザイン無だと600円。カスタネットってリーズナブルな楽器なのネ。
いちごの家に行ったときに「たくみの里で1日過ごすことも出来そう」と
思ったのは間違いなく。今回は前よりもゆっくり散策しましたが、
それでも時間が足りないほどでした。みなかみ町に行ったらオススメの観光スポット。
集落の雰囲気も良くて、写真を撮りながら歩いているだけでも楽しめます。
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