女帝マリア・テレジアを観に行こう 国立新美術館 「THE ハプスブルグ」 | WOMANIA
2009.10.27 Tuesday 03:38

女帝マリア・テレジアを観に行こう 国立新美術館 「THE ハプスブルグ」

国立新美術館

はじめて、国立新美術館に行ってきました。
その建物は、美術館のイメージを変えてくれるような近代的な建物。
これは、まさしくアートセンターと呼べるものだと思いました。
パリのポンピドゥー・センターを彷彿させるような、雰囲気。
いや、詳しく見れば、象徴的な外側のエスカレーターもないし、
違うものなのだけれど、大雑把に受ける印象が同じだと思ったのです。
ザクザクっとした壁面のデザインがそう思わせたのかな。
とにかく、ナゼだか興奮する近代的な建物でした。

近未来的

中も、大きな吹き抜けに、突き抜けるようなエスカレーターや渡り廊下と、未来的。
国立新美術館は、建物の入り口でチケットを差し出すタイプでないのです。
建物の中には誰でも入ることが出来ます。
カフェだけなら、無料で利用できると思う。
複数の展示室があり、展示室ごとに展開されている展覧会の入り口でチケットを
出します。まるで、アートのシネコンみたい。
これが、アートセンターだと思った所以。

この日の目的は、9/25〜12/14まで開催されているTHE ハプスブルグ」。
終了間際は混むということなので、早めに観に行きたかったのです。

THE ハプスブルグ

「THE ハプスブルグ」はヨーロッパに600年以上君臨したハプスブルク家に
ゆかりの名品を核に、絵画75点に工芸品を加えた計約120点を展覧。
ハプスブルグといえば、マリー・アントワネット。
そして、彼女の母である、マリア・テレジア。
ワタシの好きな絵画、アンドレアス・メラーの「11歳の女帝マリア・テレジア」が
目的だったといっても、過言ではありません。後の彼女を思わせるような、
叡智に富んだ、利発な、射るような目がとても印象的です。
既に女帝の風格があるよう。

目玉は、その「11歳の女帝マリア・テレジア」と
フランツ・クサファー・ヴィンターハルターの「オーストリア皇妃エリザベート」、
ベラスケスの「白衣の王女マルガリータ」かな。
CMでもよく使われています。今回、この3点に関しては、池田理代子さんが
同じアングルでイラストを描き下ろしています。(詳しくはコチラ→
ワタシは開幕直前に気づいたので間に合わなかったのですが、開幕前には、
そのイラストを使ったプレミアムチケットの販売もあったのです。
(京都展は10/24〜3/14の販売なので、要チェック

今回は、ルーベンスやレンブラント、ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコなど、
名だたる画家の作品も出展。比較的、ワタシが好きな画家が多かったです。
このあたりの作品を一同に観れるのは、
非常に素晴らしい機会ではないかと思います。

また、絵画を国別に展示する方法はとても面白いと思いました。
イタリア、ドイツ、オランダ、スペインとその国の絵画の特徴が解りやすいです。
こうしてみると、イタリア絵画は色鮮やかだし、宗教的なモチーフも多い。
ドイツにはイタリアとは違う鮮烈さと、ドラマ性があります。
オランダは精密で、レンブラントに代表されるように、
光と影の使い方が素晴らしく。
スペインには、暗の部分を孕んだ重厚感があります。暗いと感じるような重さ。

今回の「THE ハプスブルグ」の中には、斬首の絵画が記憶にあるだけで3枚も。
一緒に行った人は、出品リストで視界を遮って見るほど、リアルでした。
「ぎょっ」とするような、生首絵画にも注目。
そのうち、2枚は「ホロフェルネスの首を持つユディット」という同じモチーフを
描いた同じタイトルの絵画。もう1枚は「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」です。
リアリティに、絵画が持つ独特の残酷さが相俟って、夢に出てきそうな感じです。

予想外に、ハマってしまったのが、「THE ハプスブルグ」のグッズ。
これだけ買ってから言うのも何ですが、商売上手だなぁと思ってしまう。

グッズ購入

目玉3点をモチーフとした展開は見事としか言いようがないです。
キタムラとのコラボもありました。(ガマンしたけれど)
マリア・テレジア系を中心に購入。池田理代子イラストも危険です。
今回は、ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館の
所蔵品からということで、デメルとジェルボーのスイーツまで販売していました。

もう少しボリュームが欲しかったかな

全体的な印象としては、ややボリュームが足りないかなという感じもしました。
あと、ライティングがあまり上手ではないなぁと思ってしまったり。
すごく暗くて、見づらい絵とかあったのね。天井見たら、それを照らすスポットが
球切れを起こしているようでした。これだけの展覧会で、それはあまりにもお粗末。
あと、ガラスが張ってあるフレームなのに、反射して見えないような
ライティングとか。作品そのものより、見せ方の問題だと思います。
折角の機会なのだから、より良く見せてほしいもの。
とはいえ、我が目で「11歳の女帝マリア・テレジア」を観れたことには満足。
ずっと、画面越しに観てきたものが、目の前にあるということは、
新しい発見と感動をもたらしてくれると思います。
ワタシが行ったときは、混み混みというほどではありませんでした。
興味がある方は早めに行くのをオススメします。

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