「PRAY FOR JAPAN - 3.11 世界中が祈りはじめた日」 | WOMANIA
2011.05.14 Saturday 07:06

「PRAY FOR JAPAN - 3.11 世界中が祈りはじめた日」

「PRAY FOR JAPAN - 3.11 世界中が祈りはじめた日」

発行:prayforjapan.jp編 / 講談社
価格:¥1,000(税込)
2011年4月25日発行

東北地方太平洋沖地震から2ヶ月が過ぎました。
あの日をきっかけに多くのひとが、たくさんのことを感じたと思います。
阪神・淡路大震災のときとは、インターネット文化も格段に変化していて、
たくさんのひとの気持ちが、ネットの中に在りました。
何かを想わずにはいられない、誰かに伝えたい、そんな明確な行き先のない、
「声」が、偶然を越えて、多くのひとのところに届き、触れ、伝わる。
ワタシも、PCの画面の前で、幾度と無く涙を流しました。
悲しい、嬉しい、つらい、そんな感情を通り越して、流れる涙。
「どうして泣いているの?」と聞かれれば、それにぴったりと当てはまる
答えはなくて、「届いたから」「伝わったから」としか言い様がない感情。
まさに、ネットの中にあるのは「有り難し」だったと思います。
日常では「有る」はずがなかったもの、見えていなかったものが、「有った」こと。
その「有り難い」ことが「ありがとう」なのだと解りました。

Twitterを中心に、フェイスブック、画像投稿サイトを通じて世界中から
3.11のために届いたメッセージ。それらがまとめられた書籍、
PRAY FOR JAPAN - 3.11 世界中が祈りはじめた日」を買ってみました。
この本には、既にネットの中で、目にしたものもたくさん収録されています。
嗚呼、あのとき読んだな、あのときも泣いたな、そんな言葉や画像たち。
でも、今、改めて、それらの束に触れると、こみ上げてくるものがあります。

ずっとこれから諦めない

ネットで読めるものを本にしたって。。。と思うひともいると思いますが、
ワタシは、どんな想いもカタチに変えることには意味があると思うのです。
そして、傍に置いておきたいなと。「有り難い」ものだからね。
また、この本の印税は全額、復興の寄付にあてられます。

この本を読み終わったあと、読売新聞社が1996年1月に発行した
「阪神大震災 神戸 新たなる出発」を引っ張り出してきて、読みました。
これは、1995年1月17日に起こった、阪神・淡路大震災より1年後に出た本で、
震災直後から1年間の写真やコラム、エピソードが掲載されています。

「阪神大震災 神戸 新たなる出発」

ワタシは15年間、この本を大切にしてきました。
単なる震災の記録ではなく、ある意味、神戸のひとたちが「新たなる出発」を
するために奪われたもの、課題、想いが記された本です。
「阪神以上」と言われた今回の震災があった今、この本を開いてみたら、
そこにはたくさんの「必要なこと」が書かれていました。

倒壊した阪神高速

仮設住宅問題、地域コミュニティの崩壊、まちづくり、震災ボランティア、
震災ホームレス、年賀状、震災離婚、アル中、PTSD、自殺、訴訟。。。
もちろん、ワタシが16年前に目の当たりにしてきたものも少なくはありません。
嗚呼、神戸のひとたちが「震災を風化させないために」と言い続けていたのは、
この経験を無駄にして欲しくないということだったのかと、
改めて思い知ったような気持ちで読みなおしました。
震災1年後に発行されただけあって、荒削りな部分もあるかもしれません。
後日、もっと精査されたデータや情報によって、書かれた本も資料もあるでしょう。
でも、この本には「声」が詰まっています。それを上手に拾ってくれています。

焼け落ちた長田区の商店街に店舗が建ち始める95年3月

この本は絶版になっているはずですが、出来ることなら今、多くのひとに
読んで欲しいです。希望を見出すことも大切だし、復興への灯火に心をあたため、
安心することも必要です。ただ、その裏には、多くの問題もあるということ。
仮設住宅に住む女性が「家賃がタダのところに住まわせてもらって、なんで
化粧なんかするの?」と言われたり、「子供の勉強の邪魔になるから、早く
避難所を出てやれ」と言われたり。みんなが被災者なんだ、被災者同士
助け合おうという雰囲気は地震の二ヶ月後くらいまでだったのではないかと
いうインタビューもありました。神戸の地震は、津波も原発も無かったし、
幅の狭い活断層だったため、道路ひとつ隔てて、町並みが違うという事実。
また、周辺には大阪など被害の少なかった都市があったので、親類や職場の
支援を受けられるひとも多かったこと。そのため、被災者の中にも格差が
出ていたのです。災害にひとつとして同じものはないということを
今回の地震で思い知ったけれど、経験を参考にすることは出来ると思います。

それぞれの想いや経験がカタチになって出来た書籍たち。
数多くの災厄が出てきたパンドラの箱から、最後に出てきたのは
希望だったのだと信じたい。そして、これらの本は、その「希望」の
一片であるのではないかと思うのです。

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PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐


 関 連 記 事 

・「WE ARE ONE 心はひとつ」 東京ディズニーランド

・物語が地方を元気にする 有川浩 「県庁おもてなし課」

・79曲の想い 「アイのうた〜東日本大震災チャリティ・アルバム」

・想いをありがとう 「モントリオールからの応援歌」

・東北地方太平洋沖地震と近況報告




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