茨城・福島農産物サポートプロジェクト 「フクベジ」を食べる
茨城・福島農産物サポートプロジェクトから福島のお野菜、
通称「フクベジ」が届きました。茨城・福島農産物サポートプロジェクトは
福島第一原発事故の影響を受け、販路を断たれた農家をサポートするために
立ち上げられました。既存の流通ルートにおいて、価格がつかなくなった
農産物を農家から直接集め「野菜ボックス」として届けています。
プロジェクト名からも想像できるように、「フクベジ」のほか、
「イバベジ」もアリ。届けられる野菜は、県の安全基準を満たしたものです。
今回、届いた野菜は全て、福島県いわき市産。
・葉ネギ 2袋
・キュウリ
・しいたけ 2パック
・エリンギ 2パック
・長ネギ
・プチトマト
・なめこ 2袋
・トマト
現在、現地の状況により、届けられる商品の種類が少なくなっているそう。
届けられた「野菜ボックス」には、野菜の品目と産地、特徴が書かれた用紙も
同封されていました。以前利用した、他の野菜宅配と遜色ない感じ。
本来であれば、きっと普通に流通にのって、スーパーで手に取ったりする
はずであったであろう野菜たち。それを、パッケージ包装が物語っています。
地震があったこと、原発事故があったことを除けば、普段と変わらないのにね。
ワタシはいつものように、いつもの食材として料理に使わせていただきました。
エリンギとしいたけは、ベビーホタテと玉ねぎを加えて塩バター炒めとして。
薬味として葉ネギも入れています。
コレは、日本食研の「野菜炒め作り」を味付けに使いました。
生のトマトがニガテなワタシは、トマトでトマトスープを作ってみたり。
こうすると、ワタシも大好きな食べ物としていただけます。
いつもは缶詰を使いがちなのだけれど、今回は生トマト使用。
トマトの湯むきを超久しぶりにして、楽しかった。あの、つるん感がたまらないネ。
折角の生トマトなので、相棒には生で食べてもらいました。
相棒は、生トマト好きなのだけれど、ワタシが買わないものだから久しぶり。
長ネギは、キャベツと豚肉を加えて、黒胡椒炒めに。
キュウリやプチトマトはサラダに活躍してくれました。
他、なめこは定番のお味噌汁です。
届いた「野菜ボックス」は新鮮なうちに食べきれないなと思う量だったので、
遊びに来た友だちにおすそ分け。プチトマトは「今、おやつに食べたい」と
言うので、洗ってそのまま出しました。
こうしてみると、普通過ぎるワタシの食卓。
その「普通」を支えてくれていたのが、農家の方々だったのだと思います。
関東に住んでいると、東北地方の野菜を手に取ることも多いよね。
震災以降、普段は関東に並ばない関西の野菜が関東に出荷されることも
多くなったと聞きます。それはそれで、関西出身のワタシには懐かしいけれど。
茨城・福島農産物サポートプロジェクトの「フクベジ」「イバベジ」は
商品単価1,950円、送料525円、代引手数料315円、クール便210円の
合計金額3,000円で購入することが出来ます。現在、7/1発送分を受付中。
また、「フクフィッシュ」という福島干物詰め合わせも3,200円で
販売がはじまりました。(購入登録ページはコチラ→)
「風評被害」。
3月11日以降、たくさんこの言葉を聞きました。
でも、風評被害と反して、被災地を応援したい、被害を受けた方々を
サポートしたいと想うひとたちが居ることも事実です。
被災地のアンテナショップやデパートの被災地産フェア、
新橋駅前の即売会が盛況だとも聞きました。
このプロジェクトは、「買えるなら、買いたい」、そう思っているひとたちと
「売れるなら、売りたい」と思っている生産者をマッチングさせた
ステキなシステムだと思います。継続的に続いて欲しいと切に願います。
もちろん、安心、安全を求める気持ちも当然だと思います。
でも、本来、美味しく安全にいただけるものが、先入観だけで偏見を
もたれてしまうのは寂しいことだなとも感じるのです。
関 連 記 事 |
・銘柄和牛屋 竹福 「吟選焼きハンバーグ」で被災地支援 |
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