2011年秋 香港・マカオへの旅
香港・マカオへ行ってきました。
3泊4日だけれど、1日目は夕方に日本を経って、22時過ぎに香港到着、
4日目は朝10時に香港を経つという、実質丸2日の弾丸トラベル。
マカオと香港ディズニーランドが旅の目的です。
マカオといえば、みんな、「カジノに行くの?」と言うのだけれど、
マカオはカジノだけじゃないのです。カジノは過去、ラスベガスに
何度か行っているのでお腹いっぱい。マカオにもラスベガスと同じ
ベネチアンやMGMがあるんだよね。ベネチアンのシルク・ドゥ・ソレイユ、
「ZAiA」は観たいなぁって思ったのだけれど。今回は時間が無いので、
マカオの世界遺産地区とマカオタワーに絞りました。
香港では、九龍尖沙咀のフェリーターミナルの上のホテルに宿泊、
朝、朝食をターミナルで食べてから出発しました。
マカオまではフェリーで1時間くらいです。
マカオ集合のツアーを予約しておいたので、その集合時間に間に合うように
フェリーに乗ったのだけれど、この日はイミグレが超混んでいて。
集合時間に間に合わなかった!と焦ったら、みんなイミグレに手間取って
遅れていたという。結局、ツアー全体が遅れて出発でした。
ツアーといっても、4グループのこじんまりしたもの。
マカオは1996年までポルトガルの植民地だったところ。
そのため、ポルトガルの雰囲気が色濃く残っています。
マカオ歴史地区という名前で世界文化遺産に登録されているんだよね。
もう10年くらいヨーロッパに行っていないので、このあたりで久しぶりに
ヨーロッパの雰囲気に触れてみたかったワタシ。
以前、訪れた南スペインのグラナダにも似ていると感じました。
グラナダはイスラムとラテン、マカオは中国とラテン文化が入り混じった街。
まずは、マカオ最古の中国寺院である媽閣廟へ。
ここの「媽閣」の広東語読みがマカオの名前の由来になったのだとか。
こちらは中国色豊かな寺院。中国式の参拝も見かけました。
その後は、聖ポール主天堂跡、主天堂芸術博物館、旧城壁を経て、
聖ドミンゴ教会、セナド広場を歩いてまわりました。
聖ドミンゴ教会の中が明るくて、優しい雰囲気ですごくステキ。
このあたりもイタリアの教会の暗く荘厳な雰囲気より、南スペインに近いなと。
ワタシはポルトガルに行ったことがないのだけれど、隣同士だもんね。
この後、ツアーにセットされていたエッグタルトとビュッフェスタイルの
昼食を食べて、世界遺産観光はお終いです。連れられるままに駆け足で
見たけれど、マカオの街はもっとゆっくり観たいと思わせてくれました。
一緒に行った友だちと「また、マカオに来たいね」と言い合うほど。
そして、午後はマカオタワー。
マカオタワーの高さは338メートルです。
マカオタワーは、233メートル地点からのバンジージャンプや屋外を歩く
スカイウォークが出来るの。いずれも、けっこうなお値段なので、
挑戦はしませんでしたが、ワタシたちが行ったときにも、何人ものひとが
とんでいました。マカオタワーの展望台からは、マカオが一望できます。
マカオからは中国もすぐそこに見えるの。
夕方早くのフェリーで香港に戻り、今度は香港ナイトツアーです。
ちょうど時期の上海蟹付きのディナーを食べてから、オープントップバスで
香港の街を駆け抜けるというもの。丸の内などで見かけるオープントップバス、
はじめて乗りました。香港の街は多きな電飾看板が多いので、そのすぐ下を
走ることになります。コレはオープントップバスならではだよね。
気づいたのが、香港のバスは路線バスも二階建て(屋根はあるけれど)。
オープントップバスの横に路線バスが並んで止まると、かなり気まずいです(笑)
ナイトツアーの最後は、ピークトラムに乗って、ビクトリアピークで夜景鑑賞。
これが、世界三大夜景のひとつ!
香港は大気の状態が良くないらしく、夜景が綺麗に見えないことも多いそう。
そういえば、夜景だけでなく、香港の景色はなんだかもやっているというか、
ガスっていてはっきり見えないなと感じることがありました。
この日の夜景も空気が澄んでいるというほどではなかったのだけれど、
山頂から写真付きでツイートしたら、3月に行ったひとから「綺麗だ」とリプが。
そのひとは、少し粘ったのだけれど、晴れなかったんだって。
お天気にも恵まれ、夜景も見れたのでラッキーな旅でした。
この日は、ホテルに送ってもらった後、周辺を24時過ぎまで歩いてみました。
香港はコスメストアも23時近くまで開いていたりと夜が遅いです。
翌日は、午前中、ホテル近くのスーパーやドラッグストアでお買いもの。
12時にチェックアウトし、香港ディズニー・リゾートに向かいました。
この日の宿泊は、香港ディズニーランド・ホテル。
ホテルで荷物を預けたあと、ホテル内のガーデンレストランという
日本のシェフミッキーみたいなビュッフェでランチをしました。
コレが想像以上に充実していて!お料理はシェフミッキー以上カモ。
和洋中が楽しめます。キャラクターも来てくれるのでオススメ☆
シャトルバスに乗って、いよいよ香港ディズニーランドへ。
結局、到着は15時前になってしまったけれど、この日は23時まで開園だし、
事前にサイトを見たところ、規模も小さそうなので、回れるかなと。
実際に行ってみても、日本より随分と小さい印象。
ショップやレストランが並ぶ、メインストリートUSA以外には、
アドベンチャーランド、ファンタジーランド、トゥモローランドで構成されています。
この日、乗ったアトラクションは「ジャングルリバークルーズ」、
「ミッキーのフィルハーマジック」、「イッツアスモールワールド」、
「プーさんの冒険」、「スペースマウンテン」、「オルビトロン」、
「バズライトイヤーのアストロブラスター」、「ホーンテッド ホテル」。
ワタシたちが行ったのは土曜日だったけれど、すいていたと思います。
60分を超えて待つアトラクションは無かったと思う。
ファストパスシステムはあって、「プーさんの冒険」は利用しました。
注意するのは、ショー形式のアトラクションの公演時間が少ないことです。
後回しにしていたら、終わっていて「フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング」も
「ザ・ゴールデン・ミッキー」も観れませんでした。日本には無かったのにね。
園内は23時までだけれど、アトラクションによって終了時間が違うというのも驚き。
でもでも。
ワタシは、本当に香港ディズニーランドに行って良かったと思ったの。
それは、ハロウィン仕様のナイトパレード「グロー・イン・ザ・パーク・パレード」の
おかげです。ワタシが行った日は、夜に2回行われましたが、2回共観ました。
一度目を見て感動し、二度目は開始前から席取りをして観たほど。
最初に登場した、ヘッドレス・ホースマン(首なし騎士)は、映画「スリーピー・ホロウ」
の世界。その後、登場するのは巨大なジャック・スケリントンのフロート。
もう、ティム・バートンの世界満喫なわけです。
フロートとフロートの間に挟んであるダンスもマーチング・バンドも超好み。
音楽もCDを売っていたら絶対買う!というくらい、ドンツボでした。
日本のディズニーよりも、ちょっと大人向け?ハロウィンのダークな世界を
満喫しちゃおうという感じ。本当にステキな香港の思い出です。
実はワタシ、香港ディズニーに行ったので、あとフロリダで世界のディズニーランドを
制覇したことになります。だから、今回、香港ディズニーに行きたかったの。
フロリダはいつになるか判らないし、その間にまた増えるかもしれないけれど、
とりあえず、香港は果たすことが出来ました。弾丸トラベルだったけれど、
とても充実した2日間。行って良かったです。
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