イヴ・サンローラン ホリデールック2011 黒のきらめき 「パレット ノワール」
ブランド:イヴ・サンローラン
価格:3.8g ¥3,885(税込)
2011年10月28日個数限定発売
イヴ・サンローランの今年のホリデーコレクションのアイシャドウ「パレット ノワール」。
質感と輝きが違う4色のブラックとパールホワイトをおさめた5色パレットです。
「黒って難しそうだな」「4種の黒って思い切ったパレット!」と思うものの、
やっぱり魅かれてしまう。パレットの中におさめられた状態は、
シルクタフタやベルベットのようで、触れるのが惜しくなります。
黒って聞くと、「囲み目メイク」なイメージがあったけれど、意外と奥が深いもの。
光の加減によって色も変わって見えるし、その奥に潜む色によっても印象が
変わるのが「黒」なんだよね。油絵を描いていたときのことを思い出しました。
いずれの黒も、プレストはかためで、ぶわっとつく感じではないです。
黒はぶわっとつくと「あわわ。。。」となってしまうことが多いので、
この質感は嬉しい感じ。発色もいきなり「真っ黒」ではないので使いやすい。
丁寧に短めの毛のブラシで重ねてゆくと、黒ながらもノーブルなグラデーションが
出来ます。毛が長めのブラシを使うと、グレーに近い使い方も出来るという具合。
黒の輝きの違いでいうと、左の縦2色はパール感、右の縦2色はラメ入りのよう。
上下でいうと、上の横2色よりも、下の横2色の方が濃く発色します。
とりあえず、左上と右下を使ってメイクしてみました。
左上を広くアイホールに入れますが、この1色だけでもグラデーションが出来ます。
ピタッとフィットして、重ねれば重ねるほどに、タフタのような質感に。
その上から二重幅に右下を入れると、目元がしまる感じ。
ラメ感は、大きな面積でないと出づらいかもしれないです。
今回、アイライナーは使っていません。
いつもは、パレットの中に輝き系の色がセットされていても使わないことが
多いのですが、今回、真ん中のパールホワイトを使ってみましたら。
これが、予想外に良くて驚きました。
やわらかめのブラシで黒との境目の部分にのせるとふんわり自然な輝きが出ます。
コレ、黒をやわらかく見せてくれる不思議なパウダーだと思う。
ラメ感があるアイテムですが、軽くのせるだけだと「目元、キラッキラ☆」な
雰囲気も無くて使いやすいです。正直、こんなに使えると思わなかったカラー。
イヴ・サンローランの「パレット・ノワール」で作るスモーキーアイは
やっぱり大人の雰囲気を感じます。「黒=囲み目メイク=ギャル」なイメージを
持っていたとしても、それを覆してくれる感じ。もちろん、使いようによっては
いろんなメイクが楽しめると思います。射し色を入れたりするのも良さげ。
「パレット・ノワール」を手に入れたら、もっと黒が楽しみたくなりました。
サンローラン氏がスモーキングルックによって、女性のファッションに
新しい提案をもたらしたように、この「パレット・ノワール」は、
メイクにも新しい可能性を提案してくれるように思うのです。
関 連 記 事 |
・2011年10月28日発売 イヴ・サンローラン ホリデールック2011 ・グリーンとパープル イヴ・サンローラン 「ピュア クロマティックス」No.4 ・2011年4月1日発売 イヴ・サンローラン 「アイ イベント キット 2011」 ・水と色彩の魅惑的な融合 YSL ウェット&ドライ アイシャドウ |
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