BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 | WOMANIA


ロフトネットストア













ぽけかる倶楽部
Selected Entry
Recent Comment
  • ボディショップ HEMP ハンドプロテクター
    リリカ (07/27)
  • 薄さ約1mmのパッケージ 1dayコンタクトレンズ メニコン「Magic」
    みっきー (06/14)
  • 薄さ約1mmのパッケージ 1dayコンタクトレンズ メニコン「Magic」
    Hiroko (06/14)
  • 6月1日オープン!メガロス ルフレ 恵比寿でアンティグラビティ体験
    aya (05/23)
  • 6月1日オープン!メガロス ルフレ 恵比寿でアンティグラビティ体験
    みっきー (05/22)
  • 大好きなMme.CIRQUE(マダム・シルキュ)2012年3月31日閉店
    みっきー (05/22)
  • 6月1日オープン!メガロス ルフレ 恵比寿でアンティグラビティ体験
    aya (05/22)
  • 大好きなMme.CIRQUE(マダム・シルキュ)2012年3月31日閉店
    たなか (04/23)
  • 手軽に美味しく本格派!ストックしておきたい日本恒順「サムゲタン風粥」
    みっきー (04/07)
  • 手軽に美味しく本格派!ストックしておきたい日本恒順「サムゲタン風粥」
    ☆Megumi☆ (04/07)
Categories
Archives
Links





もっと見たいひとはコチラ




あなたの体験を、次のトレンドに womedia会員募集中!





ブログでクチコミ B-Promotion

ブログタイムズ










qrcode
↑ケータイで読む↑

<< 光で目元のくすみをカバー SAMPAR(サンパー) 「グラマーショット アイズ」 | main | 毎日使える角質ケア アンプルールの発酵ホイップピーリング石けん >>
2012.07.13 Fri 02:20
BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展
BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展

2012年4月13日〜9月2日、東京オペラシティ アートギャラリーで
開催されているBEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展に行ってきました。
コレ、TVCMで気になっていたものです。
今回は、BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展タイアップ企画参加の
お話をいただいたので、特別に作品の撮影が許可されるということ。
展覧会で写真撮影が許される機会なんて、そうそう無いため、張り切って
行ってきました。(本展覧会は通常、撮影不可です)

BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展は、言わずと知れた
ビートたけし(北野武)氏のアート作品展。2010年3月〜9月、パリで開催され
人気を博したものが日本にやってきました。コメディアン、映画監督という
顔を持つ北野武氏をアーティストという別の角度から感じることが出来ます。
たけしは、1994年のバイク事故以降、リハビリを兼ねて絵を描き始めたのだそう。

「絵描き小僧展」というくらいだから、「絵の展覧会なのかな?」と思った想像は、
最初の作品から裏切られます。自身をモチーフにした立像など立体作品、
舞台のセットのような作品などが現れました。

つかみはおっけー

入ってすぐの場所にある「オレを見ているオマエは誰だ?!」。
学生服を着たたけしが自分の脳を右手に持っているという立像です。
このインパクトのある立像がファサードにあるということ。
それは、「今からオレの脳内をお見せしましょう」と言っているようでもあります。

インパクトのある作品で「何?コレ!!」と思わせたところで、原点回帰。
年代別にたけしが描いた絵画作品が並びます。

絵画作品

鮮やかな色彩で独特の画風を持つ、たけしの絵。
べったりとしたペインティングは、ペンキ屋であったお父さんの影響もあるのかな。
日頃から「ペンキ屋のせがれ」を自認する本人は、鮮やかな作品の色彩に関しては
「ペンキ屋だったおやじの影響だ」と話しているそう。実はワタシの祖父も
ペンキ屋だったんだよね。特に自覚はしてなかったけれど、子供のころから
ネタ場で遊んでいたワタシもその影響を受けて絵を描きはじめたのかなと
思ったりします。やっぱりどこかで親しんだものへの懐かしさ、慣れってある。

筆目もわかる

本展覧会の絵画はガラスがなく、かなり近くまで寄ってみることが出来るもの。
その筆目にまで迫ることが出来ます。
たけしの作品にはタイトルが無いものも多くて、絵画展に良くみられる
クレジットも付いていません。「どうして絵に題名があるのか、そっちの方が
不思議。」と、本人もBEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展公式カタログで
語っていました。たけしにとって、絵は頭の中のものを出しただけなのかも。

続いて広がるのは、大きな空間に混在したたけしの世界。
様々な表現技法を試みた、比較的大きなコンセプトアートが並びます。

大きな空間に広がるたけしの世界

ワタシは天井付近に張り巡らされたレールに置かれた達磨が気になって。
よく見ると目が違ったりするのです。この青い「達磨」、すごく好き。

だるま

この達磨を通じて、「手も足も出ない」という状態を表現しているのだそう。
達磨の顔は心なしか、たけし本人に似ているようにも感じます。

また、面白いなと思ったのが「ムッシュ・ポロック」と呼ばれる作品。
これは、「ムッシュ・ポロック」と呼ばれる絵の具の入った球体マシンを
キャンバスの上に転がすことで、アメリカの画家ジャクソン・ポロックのような
画風の作品が出来ちゃいますよというもの。ジャクソン・ポロックは、
アクション・ペインティングというキャンバスに絵の具をたたきつけたり、
滴らせたような表現技法で描かれた抽象的な作品が特徴なのだけれど、
「こんなのって、こんなマシンで勝手に描けるんじゃね?」という
極めてシンプルで、ユニークな発想が現れています。

ムッシュ・ポロック

「価値があるものなんですよ」「この作家はすごいんですよ」そんな先入観を
取り払って捉えてみたら、きっとこうなるんだろうなと思う。
たぶん、水族館の水槽の前で「何人分の刺身?」って言っちゃうのと同じ感じ。

作品の中には、大掛かりで目をひくものもたくさんあります。
一見、ギョッとしちゃうような絞首刑の男は、たけし本人。

シュールな作品も

「日本初の絞首刑で死ななかった男」と言われるそれはブラックですが、
コメディアンであるビートたけしの芸風を彷彿させます。
こういう悪く言えば「不謹慎」な声って、きっと「笑い」にも迫ってると思う。
でも、「これは、アートなんだぜ」って笑い飛ばす声が聞こえてきそうです。

ばかばかしいことにも真剣で、小さなことも大きく作る。
「こうだったら面白いんじゃないか?」「こんなくだらないことかもな」、
そんな、たけしの頭の中の想像や妄想、発想が具現化したようなものが、
大きな造形として表現されている作品たちが目をひきます。

恐竜

たとえば、恐竜の像が目をひく「最新科学が究明した恐竜絶滅の理由」。
恐竜の周囲には、バカ話のひとつとして「恐竜が絶滅した理由」を考えたような
くだらない理由のイラストが配置されています。こんな大きな恐竜が絶滅する
理由が、こんなくだらないことだったのかも!?とイマジネーションを
膨らませるためだけに、この大きな恐竜の像を作ったのなら、アッパレ。

そして、ものすごく大掛かりな「北野式ソーイングマシン「秀吉」」。

北野式ソーイングマシン「秀吉」
単純に「格好いい!」と思える、いかつい雰囲気のこの「秀吉」。
実は、ただ布を縫うだけのミシンなのです。
やってること、めっちゃ単純(笑)
その事実を知ったとき、「ぶはっ!」と気が抜けそうなほどくだらない。
世の中ってさ、他にもこういうことあるよね。
会社でただボールペン買うためだけに、書式ばった稟議を回すみたいなこと。
そんな体裁を重んじて、いつの間にか入り組んでしまった社会への皮肉にも思えました。

作品は見るだけでも深いのですが、実際に考えてみる、想像してみるという
ワークショップスタイルのものもあります。「ハノイの塔」という単純なルールに
沿って規定の枚数のリングを他の棒に移動してゆくという課題と、ヘッドフォンから
流れる音を聴いて、そのイメージを自分で描いてみませんか?という課題。

ワークショップ

「ハノイの塔」は、元々、南アジアの山中の仏教寺院で行なわれている修行で、
64枚のリングを他の棒に移すというもの。コレ、実際に1秒に1枚正確に作業を
続けても64枚だと5,800億年かかる計算なんだって。会場に置いてあるのは、
9枚、10枚、11枚バージョン。この場合だと、帰れなくなりそうなほどの時間は
必要ありませんが、これが延々繰り返されることの無常の一端は体感できるかと。
たけしって、もし違う道を選ぶなら、数学の研究者になりたかったらしいんだよね。
フジテレビで深夜に放送されている「たけしのコマ大数学科」を
たまに見ているのですが、それを彷彿させるような課題でもありました。
本当、いろんな角度からのたけしの世界を凝縮したかのような展覧会です。

本展覧会は、全体的にシュールでシニカルな作品が多いと感じました。
一見、楽しそうなんだけれど、よく考えてみたらブラックだったり、
すごくくだらないことにこだわっていたりする。
でも、それは誰しもの心の中にあることなのだと思います。
まじめなひとが楽しいことを考えないのかといえば、それは違うし、
いつもふざけているひとだって、シリアスに思い悩むことがある。
100%善人も100%悪人もいないのと同じで、人は、世の中はいくつもの多面性や
矛盾を孕んでいるよね。最後の方の作品で、それは表現されていました。

心の中にあること

だから人間って面白いんじゃないか、世の中って面白いんじゃないか?
そんな風に言われているよう。作品の中に、身近にあるものや発想が偶然を
呼んで「アート」となるようなものも含まれていましたが、それも世の中の
面白さを伝える表現のひとつだと思います。ビートたけし(北野武)は、
それを、いつものように笑いを交えながら、表現しているのではないかと。

BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展は、子供目線、大人目線はもちろん、
アートという感覚、お笑いという感覚、果ては社会風刺まで様々な感性で
それぞれが楽しめると思います。ワタシは面白かったし、考えさせられた。

色んな角度から見てみよう

一般的にイメージする展覧会とは違う面白さも持ったアート展。
それこそが、BEAT TAKESHI KITANOの魅力なのだなと感じました。

※本記事はBEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展のプロモーションに
参加のため、特別に作品の撮影が許可されています。通常は撮影不可です。

ブログパーツ (c) Office Kitano Inc.

みっきー | ココロの栄養(本や映画など) | comments(0) | - | TOPへ

Comment
It comments.