文章が伝えてくれるガイドブック せとうち文庫「瀬戸内ゴーランド」 | WOMANIA
2014.05.04 Sunday 01:23

文章が伝えてくれるガイドブック せとうち文庫「瀬戸内ゴーランド」

せとうち文庫「瀬戸内ゴーランド」

瀬戸内しまのわが発行する、せとうち文庫「瀬戸内ゴーランド」を読みました。
瀬戸内しまのわとは、広島、愛媛が挟む瀬戸内海に浮かぶ島々を中心に
豊かな地域資源を発掘し、磨き上げ、新たな魅力を発信するイベントです。
春から秋にかけ季節ごとに、瀬戸内海の各地で多彩なイベントが開催されるそう。
平たく言えば、地元民、観光客問わず、みんなで盛り上げて、
「地域を元気にする」イベントだと思います。
「しまのわ」は、「島の和」であり「島の輪」。
都道府県単位ではなく、瀬戸内というロケーションを舞台にした、
広域連携も新しい試みのひとつで、それこそが「しまのわ」の魅力じゃないかな。
海の上に線が引かれているわけでなし、一緒に楽しんで盛り上げちゃおうって企画。

せとうち文庫「瀬戸内ゴーランド 瀬戸内しまのわをめぐる13の読み物」は
「瀬戸内しまのわ2014」実行委員会が発行する、無料の文庫本です。
「瀬戸内しまのわ2014」に参加する、島やまちにつながる人たちが、
思い思いに書いたり語ったりした13の読み物で構成。
本屋大賞を受賞した「村上海賊の娘」の著者 和田竜や、
直木賞受賞作家の辻村深月、D&DEPARTMENTディレクターのナガオカケンメイ、
建築家の谷尻誠など、豪華な面々の小説やエッセイ、インタビュー、旅行記が
詰め込まれていました。ひとつひとつは短くてさくっと読めちゃいます。

高知に向かう飛行機の中で

「瀬戸内ゴーランド」を、ワタシは羽田から高知へ向かう飛行機の中で読みました。
この頃、忙しい日々を過ごしていたので、ゆっくりひとやすみ読書。
高知県は直接、瀬戸内海に面していないけれど、まぁ、四国というくくりで
見たら、ご近所ですし(笑)読みながら、西モードにスイッチです。

薄めの文庫なので、フライト時間のうちに1冊まるっと読み終わりました。
たぶん、1時間弱で読めたんじゃないかな。夢中になりました。

しおりも可愛い

ちゃんと、かわいいしおりも付いている「瀬戸内ゴーランド」。
これも、観光パンフレットのひとつだと思うのですが、よく出来ています。
そういう、徹底した世界観作りって好き。
本気でとことんこだわったからこその完成度だと思います。
ディレクターさんのセンスもそれを承認する委員会もステキだなぁ。

肝心の内容はといいますと。
読みながら、なんだかじんわり胸が温かくなってきたワタシ。
内容やテーマは見事にバラバラだし、泣ける!とか、超感動!的な話はありません。

ただ、少なからず、しまなみに触れてきたワタシの中で、
それぞれの中に出てくるものと、実際の景色やモノ、コトがリンクしたという。

思い出がよみがえる

「あっ、ここ知ってる!」「そうそう!美味しかった!」「いいとこなんだよね」
そんな風に思い出を懐かしみ、愛しむことが出来る内容。
そして、知らなかった場所は、「今度はここに行きたいなぁ」と思わせてくれます。

個人的には、小説「音戸の花嫁アゲイン」がお気に入り。
ページ数も多い、「瀬戸内ゴーランド」の中では、読み応えがある作品なのですが、
「瀬戸の花嫁」のモデルだともいう、音戸の渡船も興味深く。
音戸に行ったことがないから、余計に想像が膨らみます。
ストーリー自体が本企画とリンクしていて、主人公の女性が
「瀬戸内しまのわイベントの企画募集」に参加するのもユニークでした。

コレ、全部出てきましたよ!

ワタシがサイクリングをした瀬戸田がまるっと出てきたのは嬉しかったな。
出てくる、モノや景色ひとつひとつが思い浮かびます。
本当に、瀬戸田はいいところです!

尾道や鞆も出てきましたよ

尾道や鞆も出てきました。
こうして、内容の中から、知っているものを探すのも、この本の醍醐味。

冒頭に「この本に願うこと」という編集長のコラムがあるのですが、
そこに書かれていた内容は多くのひとが感じていることではないかと思います。
実際、ワタシもそうでした。

原爆ドームと平和公園と広島焼きしか思い浮かばず、それを2、3度ずつ
経験した後は、もう寄り道するところがない。またもみぢ饅頭にトラウマがあり
牡蠣にアレルギーがある身ではお土産を買う楽しみもあまりない。


まぁ、ワタシは広島に近い兵庫県出身だから、もう少し広島のことは
知っていたし、牡蠣も大好きだから、もう少し興味は持てますが(笑)
でも、言いたいことはすごくわかる。
そもそも近いからこそ、中学の修学旅行で行っちゃったしね。

でも、そんなワタシに新しい広島の魅力を教えてくれたのは、
間違いなく瀬戸内の島々。
「そうか!ここも広島か!」「瀬戸内って良いところだなー」
「こういうのも日本のリゾートって呼んで良いんじゃない?」
そんな風に思えました。ワタシがそれまで抱いていた、世界遺産を
中心とする広島のイメージが、がらりと変わったという。
広島には、たくさんの魅力が溢れています。

見所いっぱいの写真がたくさん掲載されている観光ガイドブックも良いけれど。
「瀬戸内ゴーランド」は、文章が伝えてくれるガイドブック。
視覚的情報ではなく、文章が伝え、そこから想像を膨らませてみる
そんなガイドブックも良いんじゃない?
「読み終わったとき、瀬戸内への旅支度を始めたくなる。そんな心のガイドブック」
というのはまさしくです。「瀬戸内ゴーランド」は、関係市町、観光案内所、
図書館などへ順次配布されているそう。機会があったら、読んでみて欲しいです。

【追記】
「瀬戸内ゴーランド」の設置場所まとめを見つけました。
しまのわさんマップ&瀬戸内ゴーランド設置場所
「しまのわさんマップ」と「瀬戸内ゴーランド」の取り扱いがあるので
ご注意ください。お近くの方はぜひ!

さらに、銀座にある広島ブランドショップ「TAU」でも設置とのことです。

瀬戸内しまのわ


 関 連 記 事 

・2013年春 広島への旅 〜町並み保存地区・神楽・宮島登山・牡蠣満喫〜

・広島県観光課主催 「広島の瀬戸内海を巡る アクティブ女子旅」

・2011年春 広島への旅




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