2015年春の思い出・日本橋発着の桜周遊クルーズ

今年もいよいよ桜のシーズン。
早いもので昨年4月上旬に両親と祖母が上京してからもう1年が経ちます。
あとのとき、90歳を超える祖母に通常の観光は無理だろうと思い、
利用した桜周遊クルーズ。これがなかなか良かったので改めて記事にしてみます。
利用したのは、東京湾クルージングの日本橋発着桜周遊クルーズ。
当時は、チラシのPDFを掲載したみたいなサイトしかなかったけれど
今は、日本橋クルーズというきちんとしたサイトが出来ています。
今年も同様のクルーズがはじまっているもよう。
ワタシたちが参加したのは「神田川めぐりと深川の桜周遊クルーズ」。

日本橋からスタートし、日本橋川→神田川→隅田川→大横川を経て
日本橋に戻ってくる内容です。所要時間は約90分。
事前予約をしていましたが、乗船料は日本橋船着場の受付で支払いました。
日本橋船着場は、日本橋のたもと。
東京西川がある側で、日本橋交番のすぐ近くです。
東京湾クルージング以外の会社の受付もありました。

乗船券は、乗船時に回収されるラミネートカードタイプです。
乗船券に書かれた番号順に並んで乗船しますが、席は自由席。

船はオープンエアです。屋根などはありません。
ブランケットなども貸していただけましたが、ジブンでも寒さ対策を
して行った方が良いと思いました。この日は、ハハのストールが大活躍!
また、飲食も自由のようで、周辺のデパ地下で買ってきたお惣菜と
ビールでお花見を楽しんでいらっしゃるご夫婦も見かけました。
ワタシたちも何か持って行けば良かったなとちょっと後悔。。。
クルーズには、ガイドさんがついてくれます。
ワタシは、席がうまく空いていなくて両親&祖母と離れてしまったのですが、
これなら安心。ワタシも知らないことの方が多いし。
ガイドさんは、協会の方らしく知識も豊富で上手な方でした。
日本橋から日本橋川を進んで行くので、最初は首都高の下の風景です。

これが意外と面白い!
いつもは上から見ていた風景も川の流れに沿ってみると新鮮です。
あ!ココ、あの辺だ!あそこ、よく通るなって発見したり。
橋が多いため、橋の下をくぐる楽しみもあります。
この日は、途中、工事中の橋も見ることが出来ました。
こんな風に作業員さんの仕事を見る機会なんて、滅多にないもの。
神田川に入ってからは、上がなくなるので視界が開けた印象です。

後楽園や御茶ノ水、秋葉原など、見知った風景も視点が変わると楽しい。
この時期になると他の会社のクルーズ船や個人の船、ジェットスキーなど
たくさんの船とすれ違うことになります。
途中、水面に散り落ちた桜の花びらを清掃する船も見かけました。

一面の花いかだは、散り際のお楽しみ。
こんなにすごい花いかだを見たのってはじめてかもしれないというほどでした。
隅田川に出ると広くなり大きめの船も増えるため、少し揺れます。

ワタシは、桜の季節に日の出桟橋から浅草まで水上バスで行ったことがあるので
よくわかる。あの水上バスに比べたら、このクルーズ船なんて小さなものです。
でも、こちらの方が、より楽しめました。

隅田川からは、スカイツリーも望めます。
祖母に見せてあげることが出来て良かった!と思った景色でした。
そして、ここからがクライマックス。
桜並木が有名だという大横川へと進みます。
ワタシの中で大横川はノーチェックだったので、この光景には感動。

この桜クルーズ一番の素晴らしい景色を見ることが出来ました。
しかも、両親や祖母と一緒だなんて。
「東京って良いとこでしょ?」って言えた気持ちでした。

深川さくらまつりの和船が、とても良い雰囲気にしてくれています。
欲を言えば青空が欲しかったけれど、これでも充分かな。
帰りは、隅田川から日本橋川に入るので早いです。
90分、船に乗っていただけで東京を観光できて、両親も祖母も大満足。
3人とも「すごく良かった」って喜んでくれていたし。
たくさんの笑顔を見ることが出来ました。
祖母の体力を考えても、ベストな選択だったと思います。
一年経った今でも思い出す大横川の桜並木。
邪魔をするものがない、川の上からだったから余計に素晴らしかったのだと
思うけれど。今年は深川あたりにお花見に行ってみようかと思うのです。
日本橋クルーズ
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