焼肉とフレンチが融合した極上ディナーコース 焼肉yamazon(ヤマゾン)
友人と、渋谷の焼肉yamazon(ヤマゾン)で贅沢ディナーをしてきました。
宮益坂上から少し歩いた静かな場所にあるお店です。
渋谷にイメージするような雰囲気はなく、大人な印象のお店。
半個室4部屋、完全個室2部屋と、特別な日のディナーにも良さそうです。
この日、いただいたのは、プレミアムなyamazonコース。
焼肉にフレンチのエッセンスを加え、コース仕立てにしてあります。
まずは、本日のアミューズから。
この日は、赤ピーマンのムース。
米沢牛のコンソメジュレに国産牛タンの塩漬けスモークがのっています。
焼肉屋さんの素材を使って作られたフレンチアミューズ。
肉のエキスパートがこだわる素材の良さ、目利きが感じられました。
続いては、本日の前菜3種盛り合わせ。
この日は、パテ、白身魚のマリネ、ビシソワーズです。
パテは、米沢牛と豚肉、鶏レバーで作ってあるということ。
パテ好きには、この前菜サイズのカットが憎らしいほど嬉しいメニューです。
カラシや手前の白いレフォールソースともよく合いました。
白身魚はスズキで、8種類の野菜の共にバジル風味のマリネにしてあります。
お肉中心の食材の中でこのマリネの存在がアクセントになるよう。
ビシソワーズは、とろんと濃厚で、絶妙のバランスの味でした。
ビシソワーズって、シンプルなようだけれど、じゃがいものカド、味付けの濃淡、
冷製のもたつきなど何かが気になるものが多いのですが、コレは文句ナシです。
温前菜として出てきたのは、「鴨フォアグラのポワレと大根煮」。
フランス産鴨のフォアグラのポワレの下には、やわらかく煮た大根が!
テリヤキソースが全体を優しく調和させています。
フォアグラの脂がくどくなくて、美味しくいただきました。
さらに、「トリュフとお野菜を浮かべた米沢牛のコンソメスープ」まで出てきます。
誰かがフレンチの真髄はコンソメにある!って言ってなかった?
一切の装飾がなく、それでいて技巧の極致を感じさせるコンソメスープは、
その店の味を決めるとか。。。それが本当だとしたら、ヤマゾンはフレンチの
お店としてもかなりのレベルと言えそう。オクラやインゲン、ラディッシュが
見ためにも美しいアクセントになっています。底には、ひっそりとトリュフ。
そして、ここでいよいよ焼肉です。
コースの構成で考えると、メインの部分が焼肉になっていると考えて良さそう。
「国産タンとA5米沢牛サーロイン」は、うやうやしく箱入りで登場です。
ちょうど、この数日前に、牛タンが稀少になり値上がりしているという
ニュースを見たばかりのワタシ。国産はさらに貴重なものになっているとか。
今や、仙台で食べる牛タンですら外国産という現実の中、贅沢の極みです。
お皿に盛り付けられたのは、「本日の厳選A5米沢牛(赤身3種、霜降り3種)」。
赤身(手前)は上ミスジ、内もも、ランプ、霜降りはサンカクバラ、リブロース、
タテバラでした。美味しいお肉を少しずつ、種類豊富にという構成がステキです。
最高級のお肉を求め、米沢牛にこだわったヤマゾン。
米沢牛は、脂の融点が低いのだそう。
そのため、脂身も胃もたれしにくいのだとか。
焼肉は、赤ワインを使ったボルドレッドソース、岩塩、和風だしを効かせた
焼肉のたれでいただきます。さらに、一緒に出てきた2種類の薬味が絶品。
ワタシは、生姜、レモン、ネギを使ったものがお気に入りで、
友人はパクチー、パセリ、オニオンを使ったものがお気に入りでした。
ほんとタレ要らず、コレだけでどんどんお肉が進みます。
シメの食事は「牛タンシチュー 赤ワイン風味のリゾット添え」。
もう、コレが震えるくらい美味しくて!!!
コレだけを食べに、お店に通いたくなるほどの味でした。
牛タンシチューのコクと、パルミジャーノを効かせたリゾットが最強の組み合わせ。
赤ワインの風味がクセになりそうです。久しぶりの絶品シチューに感動。
「牛タンシチュー 赤ワイン風味のリゾット添え」は、単品メニューにもあるので
コース以外をオーダーした場合も、ぜひぜひ、食べてみて欲しいです。
本日のデザートは、自家製ベイクドチーズケーキとアイスクリーム。
一緒にコーヒーか紅茶をお願い出来ます。
こちらも焼肉屋さんのデザートとしては、ちょっと珍しい感じ。
本当に最後まで期待を裏切らないメニューでした。
「こんな焼肉屋さんがあるの?」と驚きと感動の連続だったヤマゾン。
これまで良い焼肉屋さんにもいくつか行ったことがあるけれど、
ヤマゾンは、それらとは違う新しいアプローチを見せてくれたと思います。
美しく姿勢が正しい印象の焼肉屋さん。特別な日にオススメのお店です。
オズモールで予約→焼肉yamazon
焼肉yamazon (焼肉 / 渋谷駅、表参道駅、明治神宮前駅)
住所:東京都渋谷区渋谷1-6-11 Qビル1F
電話:03-6805-0486
定休日:日曜、12月31日、1月1〜3日
夜総合点★★★★☆ 4.0
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