2018年夏・世界遺産登録決定!長崎・佐世保の離島 黒島を訪ねて | WOMANIA
2018.06.30 Saturday 17:52

2018年夏・世界遺産登録決定!長崎・佐世保の離島 黒島を訪ねて

もうすぐ世界遺産決定 長崎県佐世保市 黒島の集落

離島メディア リトレンゴの取材で長崎の離島 黒島へ行ってきました。
実は、今、ひそかに熱い注目を集める黒島。
この黒島の集落は、本日「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」
として世界遺産(世界文化遺産)に登録された構成資産のひとつなのです。

ちなみに、「黒島」と呼ばれる島は全国に9つあるそう。
今回訪れたのは、長崎県佐世保市の九十九島のひとつである黒島です。



黒島を含む西海国立公園 九十九島を遊覧船で海から楽しむ

長崎・九十九島 遊覧船 パールシーリゾート

黒島へは、佐世保市内の相浦(あいのうら)港よりフェリーで渡ります。
佐世保に到着した日は黒島に渡らず、九十九島(くじゅうくしま)を遊覧船から
楽しみました。九十九島は、五島エリア、平戸エリアと共に西海国立公園に属します。

九十九島遊覧船は、九十九島パールシーリゾートから。
ワタシたちは、パールクィーンに乗船しました。
九十九島は「99」という名前なのに、208の島々があるのだそう。
その中で人が住んでいるのは4つ、残りは全て無人島です。

約50分の遊覧では、個性的な形をした大小数々の島はもちろん、
牡蠣や真珠の養殖棚、佐世保の海の透明度を見ることが出来ました。

九十九島を展望台「展海峰」から楽しむ

長崎・九十九島 九十九島を展望台「展海峰」から楽しむ

遊覧船で九十九島を海から楽しんだ後は、俵ヶ浦半島の展海峰(てんかいほう)に移動。
展海峰は、九十九島が180度のパノラマで広がる展望台です。
駐車場から展望台まではなだらかな坂道。(最後に「台」に上る階段アリ)
展望台には日本初のワルツ曲「美しき天然」を作曲した田中穂積の銅像がありました。

そして、駐車場の一角には、半島キッチン ツッテホッテが。
2018年4月に「展海峰 ふれあい工房」がツッテホッテにリニューアルしたそうです。
名前の由来は、「釣って」と「掘って」。
その名の通り、地元の海の幸や大地の恵みを活かした軽食が味わえ、商品が並びます。
「俵コロッケ」や「フィッシュ&チップス」「橘蜜ドリンク」が絶品!

黒島へはフェリーくろしまで約50分

長崎・黒島

初日は佐世保駅前に宿泊、翌朝、黒島へ渡りました。
佐世保駅から相浦港へは、電車かバスで約30〜40分程度。
フェリーくろしまは日往路3便、復路3便(繁忙期は4便になる場合アリ)です。

黒島までの乗船時間は、約50分。途中、高島を経由します。
その日の天候や海の状態にもよると思いますが、揺れはそれほどありませんでした。
デッキに出て写真を撮っていると、船酔いもなく。。。
一緒に行った酔いやすいひとは、一応、酔い止めを飲んでいました。
天気が良いとクルージング感覚で行ける距離です。

潜伏キリシタン関連遺産の重要な教会 黒島天主堂

潜伏キリシタン関連遺産 黒島天主堂

到着後は、黒島最大の観光スポットである黒島天主堂へ。
黒島天主堂は、禁教の時代に入っても根強く信仰を守ってきた黒島の人々が
「信仰の証」として1902年(明治35年)に建てた教会です。
漫画「坂道のアポロン」にも登場し、映画化の際には実際にロケが行われました

その歴史的背景と共に注目したいのは、教会建築としての価値。
日本人信者の手によって日本の離島に建てられた教会ならではの見所があると
感じました。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂をはじめ、たくさんのヨーロッパの
教会を訪れたけれど、それらとは違う印象、空気が流れていると思います。

今回、黒島天主堂を歴史的建築物から見た記事をリトレンゴに寄稿しました。
こちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。
▶日本人信徒たちによって建てられた歴史的建築物「黒島天主堂」の魅力に迫る

黒島天主堂は、事前予約をすることで天主堂内を見学することが出来ます
ただ、2018年11月1日から2020年10月末までの予定で耐震化・保存修理工事が
予定されており、残念ながら、その期間中は見学することが出来ません。
世界遺産に登録された黒島天主堂を見学出来るのは7月〜10月末まで!

■教会見学の事前連絡についてのお問合せ■
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
TEL 095-823-7650 (9:30〜17:30)

※通常天主堂内は撮影禁止ですが、今回は取材として撮影許可をいただいています。

黒島でのランチはカフェ海咲で 黒島ならではのお土産も買える

黒島でのランチはカフェ海咲で 黒島ならではのお土産も買える

黒島でのランチは、天主堂近くのカフェ海咲でとりました。
カフェ海咲は、黒島の天然水「黒島の天水」の水工場を営む有限会社みずやが
運営するカフェです。カフェ&工場の横には、カトリックの巡礼地となっている
フランスのルルドの泉に倣って名づけられた「ルルドの泉」がありました。

「黒島の天水」は、黒島の深井戸から汲み上げた天然水
カルシウム25.4mg/L、マグネシウム12.3mg/Lとミネラル分を含んだ、
硬度114mg/Lの中程度の軟水(中硬水)です。
日本では、硬度が100mg/Lを超える天然水は少ないのだそう。

カフェ海咲では、軽食のほか「黒島の天水」で淹れたコーヒーもいただきました。
お土産にボトリングされた「黒島の天水」や、黒島の大地が育んださつま芋と
「黒島の天水」を使って作られたみずやオリジナルの芋焼酎「黒島」も購入。
カフェ海咲には、他のお土産も並んでいます。
観光客にとっては、カフェ&お土産物屋さんとして貴重な存在になるはず。

カフェ海咲についての記事もリトレンゴに寄稿しています。
▶黒島(長崎)の天然水をお土産に!Cafe海咲で出会った「黒島の天水」とコーヒーと焼酎「黒島」

離島・黒島の風景と観光スポット

離島・黒島の風景と観光スポット

ほかにも、串ノ浜岩脈や蕨(わらべ)展望所、名切ノ浜、根谷アコウの木などの
観光スポットを訪れてみました。島は空気が澄んでいて海や大地が近く感じられます。

黒島には、砂浜がないらしく、基本、海水浴などは出来ないということ。
串の浜岩脈や名切ノ浜も岩場や突堤でした。
名切ノ浜では、釣りを楽しむ地元の方々に出会ったり。(イカを狙っていました)

また、黒島は、島全体が赤土なのだそうです。
そのため、土地が赤いのも特徴的。
風化すると赤土になるという御影石も多く出てくるのだとか。
赤土は玉ねぎやじゃがいもなどの根菜類が美味しく育つ土壌であり、
御影石は黒島の特産品のひとつとなっています。

島歩きをすることで、赤土や御影石、そして軒下に干された玉ねぎなど
島の大地の恵みを感じることが出来ました。

黒島での宿泊は喜久屋旅館 1泊2食付で島めしを楽しむ

長崎県佐世保市黒島 宿泊 民宿 旅館

黒島では喜久屋旅館に宿泊しました。
一般的な民宿といった印象で、お風呂とトイレは共同です。
お部屋もお風呂も広く快適で、特に不便は感じませんでした。
もちろん、宿の横に駐車スペースもあります。

そして、宿での楽しみといえば、島めし!
夕食は、新鮮なお刺身のほか、ボイルしたウチワエビ、魚の煮付け、あら汁など
海の幸たっぷりのメニューです。中でもウチワエビはビジュアルからして衝撃的。
でも、見ために反して、味は伊勢えびのようで甘く、身はぷりぷりとしていました。
島豆腐や黒島のじゃが芋が入った煮物もあり、島の恵みが堪能できます。

黒島には飲食店が少ないらしく、観光客は宿での食事、島民の方々も誰かの家に
集まって飲むのだとか。泊まりで黒島を訪れる場合は、宿の確保が最優先のようです。
黒島の宿は3軒(喜久屋旅館、山した旅館、民宿つるさき)ということ。

黒島で島豆腐作り体験

長崎県佐世保市黒島 体験 島豆腐作り

明けて翌日は、島豆腐とふくれ饅頭作りの体験をしました。
どちらも同じ場所です。
黒島観光協会に申し込みますが、体験を受け入れてくださるのは島民のお宅。
(豆腐作りや饅頭を蒸す釜があるお家です)
まるで、田舎のおじいちゃんおばあちゃん家に遊びに来たような感じでした。

島豆腐は、にがりの代わりに黒島の海水を使って作ります。
蒸してなめらかにした大豆を火にかけ、豆乳とおからに分け、海水を入れて、
枠にはめ、固める豆腐作りは、島豆腐に限らず、なかなか体験出来ないもの。
途中、豆乳を飲んだり、おからを試食させていただいたりもしました。

出来上がった島豆腐は、木綿豆腐よりもさらにしっかりした感触です。
かためで素朴な舌触りで、豆腐の旨みが味わい深く、美味しい!

この日は、昼食もご用意いただいたので(要事前相談)、出来立ての豆腐も
メニューのひとつになりました。島民の方々が日常的に食べているというメニューを
島のお宅でいただくという「普通の旅行」では出来ないような体験も楽しいです。

黒島の家庭料理 ふくれ饅頭作り体験

長崎県佐世保市黒島 体験 ふくれ饅頭作り

ふくれ饅頭は、お祝い事や人が集まる行事の際に作る家庭料理だとか。
小麦粉と生イーストを発酵させ生地にし、小豆あんを入れ、
丸めて葉っぱの上にのせ、ふっくらと蒸します。
こちらも生地作り、丸める作業などを体験させていただきました。

ふくれ饅頭は、パンのようなもちもちとした食感もあるお饅頭。
ちょっと群馬の焼き饅頭の焼く前にも似ているように思いました。
素朴だけれど、ありそうでないような味。

体験を通じ半日お世話になったお宅は、勝手に親戚の家のような感覚になりました。
「ただいま、おばあちゃん!」とまた訪れたくなります。
島旅の魅力ってこういう地元の方々との触れ合いなのかもしれないよネ。

この夏は黒島への旅行がオススメ

長崎県佐世保市黒島 旅行

世界遺産に登録された黒島の集落ですが、黒島天主堂が修復工事に
入ってしまうので、黒島への旅は今年の夏がオススメ。
天主堂を見学する際は、事前予約を忘れないでくださいネ!

離島と聞くと「行くのが大変そう」なイメージを持つかもしれませんが、
長崎県佐世保市の黒島は、想像より時間もアクセス手段も行きやすいと思います。
もちろん、滞在時間は短くなりますが、往復のフェリーに間に合えば、
島に宿泊せずに訪れることも出来ます。(実際そんなスケジュールの方に会いました)

黒島の情報はリトレンゴの黒島特集で発信中。
(ワタシ以外のライターも書いています!)こちらも併せてどうぞ。




 関 連 記 事 

・日本の離島を元気にするニュースサイト「リトレンゴ」で島旅を発信します

・九州土産にはシートマスク九州のプレミアムルルルン(あまおうの香り)




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