生で観る臨場感!2018世界バレー女子大会 開幕戦 日本対アルゼンチン観戦
2018年9月29日、2018世界バレー女子大会が開幕しました。
雨が降りしきる中、ワタシは日本vsアルゼンチン戦を観戦すべく横浜アリーナへ。
当日、TBS系列でも中継がされていましたが、試合開始は19:30からでした。
ワタシにとっては、中学時代以来という超久しぶりのバレーボール観戦。
中学のときバレーボール部だったワタシは、実業団チームの試合を
観に行っていました。(Vリーグはまだ無かった)
関西だからか、特に男子のJTと松下電器が好きだったなー。
横浜アリーナでは、試合前からロビーにいくつもの企業ブースが出ていて。
協賛企業のイベントに参加したり、サンプリングを受けたりすることが出来ます。
選手の等身大パネルと写真が撮れたりと、バレーボールにまつわる
ブースになっているので、お祭り感覚で楽しめちゃう。これは楽しい!
しかも屋内だから、雨でも関係ないしネ。
そして、会場内へ。
この日、最初に扉を開けて目に入った景色に思わず「わあ!」と声をあげたワタシ。
それくらい会場の雰囲気に圧倒されたのです。
あれは、同じ景色をTVや写真で観てもわからないと思う。
まだ試合もはじまっていない、来たこともある横浜アリーナで、
あんな風に感じるとは思いませんでした。ライブ感ってスゴイ!!!
試合開始前の18:45くらいになると、照明が落とされて暗くなり、
主題歌であるサザンの「東京VICTORY」が流れる中、開幕セレモニーがスタート。
コートや上部に浮いたように見える透明スクリーン(カレイドスクリーンというそう)
にプロジェクションマッピングや映像と照明が広がります。
なにコレ?!こんな演出があるんだ!とこれまたコーフン。
引退した木村沙織さんや子供たちが登場し、会場を盛り上げてくれました。
とにかくワタシがムカシ観ていたバレーボールの試合とスケールが違う。
コレは会場に来ないとわからなかったなと、試合がスタートする前から
会場に来てみて良かった!と実感したわけです。
この後、両チームの選手が登場し公開練習。
19:20くらいに両国の国歌斉唱があり、19:30から試合がはじまりました。
これだけの観客が全員起立し、国歌に耳を傾ける姿にも期待が高まります。
試合は終始日本がリードする形。
ワタシたちはアルゼンチン側後方のシートだったので、
いつもTVで観る横からのアングルとは違う印象でした。
第1、第3セットは日本代表チームと向き合う感じになるため、表情までが見える。
サーブの緊張感や1球に込める想いも伝わってくるようです。
ワタシがプレーしていたときは、本当、サーブに一番緊張していました。
サーブミスしたら、「それでおわり」なんだもの。
そして、サーブ1本で点を取るサービスエースほど、痛快で、
次のプレッシャーが襲ってくる複雑な感情のプレーなんてない。
バレーボールはもちろん、チームプレーなのだけれど、
サーブで点を取り続ける姿は、孤高の武士のようだと思ってました(笑)
ロビーの日清製粉ブースで日の丸フェイスシールをもらい、
300円のスティックバルーンを買って、日本代表を応援する楽しさも満喫。
会場のDJ風アナウンスが、選手名のコールをリードしたりと盛り上げてくれます。
これで、次のサーバーが誰かも判るという。
楽しい、生の臨場感ってスゴイ!と興奮すると共に、ホームの心強さ、
アウェイのつらさも感じてきました。アルゼンチン代表は日本代表だけでなく、
会場の雰囲気とも戦わなきゃいけないんだよね。応援って大事だと思ったし、
アウェイで勝つことが、どれだけ大変かも判りました。
この日も期待のチーム最年少エース黒後愛(くろごあい)選手が大活躍。
スパイクだけでなく、サービスエースも2本くらい決めてくれました。
世界バレー、オリンピック、ワールドカップへの出場経験はないという
黒後選手はコレが世界デビュー戦。その大舞台でコレだけ活躍出来るって
才能やテクニックはもちろん、精神力が半端ないように思います。
開幕前の特番でチームメイトから「強靭な精神力を持っている」と
評価されていたのも納得。気づけば背番号21を目で追っていました。
とはいえ、若干20歳のエースが見せる笑顔は、まだまだあどけなく。
コレは本当に、バレーボール界の新しいスーパーヒロインとして人気が出るなと
思わせてくれるスター性を持っています。ワタシもすっかりファンになったという。
このアルゼンチン戦の翌日のオランダ戦は惜しくも敗れたわけですが、
黒後選手による最後の追い上げがすごくて、さらに感動。
大接戦の末、「これで失敗すれば負けてしまう」というシーンで、
あれだけ攻めのサーブで追い上げられる選手ってなかなかいないと思います。
彼女は、大舞台や試合の流れなどの精神的なプレッシャーでもつぶれない
次世代のアスリートだよね。それを楽しむことが出来るっていうか。
フィギュアスケートの羽生選手くらいから、これまで日本人が弱いと言われていた
メンタルに打ち勝つ、「物怖じしない」若手アスリートが出てきたと思います。
この日の試合は、圧巻のストレート勝ち。1.5時間くらいで勝負がつきました。
友人と「嬉しいけれど、もっと試合を観たかった気もするよね」と言い合うくらい
あっという間に終わってしまった。。。この先の試合も制することは出来るのでは?
と期待出来る勝ち方で、翌日からの試合も観たい!TVで応援しようという気持ちに。
試合後の挨拶には、TBSのバレーボール応援キャラクター バレブーも登場しました。
一緒におじぎをするバレブーがかわいい。
TVで観ていると、試合終了直後の様子がどのような流れなのか判らないけれど、
こんな雰囲気なんだ、すぐに選手はいなくなったりしないで、
勝った方も負けた方もコート脇でストレッチなどをするんだと知ったり。
試合後のインタビューもコート脇で行われていました。
これは、TVで観戦していては判らなかったこと!
観に行って良かったなと思ったと同時に、翌日からのTV観戦が身近になりました。
世界バレーの話題に敏感になったしね(笑)
次の日本代表の試合は、10月3日のカメルーン戦。
1次ラウンドは10月4日で終了します。
その結果を持って10月7日〜11日の2次ラウンド、14日〜16日の3次ラウンド、
そして、19、20日のファイナルラウンドへ。決勝戦は10月20日です。
日本代表は開幕から3日連続で試合があったりと、世界バレーは毎日のように
試合が楽しめるからヒートアップしちゃう。(選手は大変だろうけれど)
今回の観戦で2018世界バレー女子大会が、より楽しくなっています!
TBS系列2018世界バレー女子大会公式サイトはこちら▶
関 連 記 事 |
・夢中になったあのころを思い出す「2018世界バレー女子大会」開幕 |
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