つるすべ温泉効果がスゴイ!日本一高濃度の硫黄泉がある万座ホテル聚楽
10月末、群馬県・嬬恋村にある万座ホテル聚楽に行ってきました。
万座温泉は日本で一番硫黄含有量が多いのだそう。
その中でも一番濃度が高いのが万座ホテル聚楽なのだとか!
「万座ってどこ?何県?」となっていたワタシに友人が教えてくれました。
加えて、万座温泉は海抜1,800mに位置するということ。
上信越高原国立公園内の中の高山温泉郷で、近くには万座温泉スキー場があります。
万座ホテル聚楽は、湯治宿やスキー宿の印象が感じられるホテル。
実際、冬場のスキー利用客はもちろん、湯治目的で連泊や月に1回など
定期的に通っている方もいるということです。
客室は、古き良き昭和の雰囲気を残した和室や和洋室が中心のよう。
この畳に机&座椅子のスタイルにホッとします。
9月に行った親戚との旅行でも感じたのですが、和室の方がくつろげるよね。
今では珍しくなってしまったからか、解放感が増す気がします。
そして、今回も夜にその楽しさを満喫することになるという。。。
花浴衣を着て、お部屋に備えてあるお茶とお菓子を楽しんでみたり。
旅館のお楽しみであるお部屋のお菓子は、「笹まんじゅう」でした。
何よりステキなのが、窓のむこうに見える景色!
万座名勝である空吹(からぶき)が臨めます。
空吹とは、岩場から水蒸気を含んだ火山性ガスが勢いよく吹き出すもの。
窓の向こうから立ち上がっている煙のようなものがソレです。
立ち上がるガスは、場所や形を変えるので、見ていても飽きません。
ぼーっとゆっくり自然を眺めたのっていつぶりだろうかと振り返るほどに感動。
この雄大な大自然の織りなす景色は、名勝『空吹(からぶき)』一望和室のほか、
空吹展望台(湯あがりテラス)や露天風呂からも楽しめました。
こちらが大浴場のすぐ隣にある空吹展望台。
湯あがりに涼んだり、空吹を見るのはもちろん、星空観賞も出来ます。
近隣に建物がなく、自然に囲まれているから星を観るのに適しているそう。
また、少しの灯りでも星を観るのを妨げることから、夜のテラスの照明は
わざと暗くしてあるとのこと。ワタシが行った日の夜は、生憎雲がかかっていましたが
3時には晴れるという予報をチェックし、4時過ぎにトライしたツワモノもいました。
「すっごくキレイだった〜!」という感動の言葉がその価値を物語っています。
館内には、キッズコーナーもありました。
広めで、かなり充実しているので、ママには嬉しいと思います。
大人は温泉目当ての「おこもりステイ」が良くても、子どもは飽きちゃうもんね。
そして、意外と子どもはこういう場所で満足しちゃうという。
あと、ホームページで知ったのですが、5月〜10月の期間は
小型から中型のペットを預けられるサービスもあるらしいです。(予約制)
コレ、温泉に行きたいけれど、ペットがいるからな。。。と躊躇しているひとには
嬉しいよね。滞在を旅行ではなく、湯治だととらえたサービスだと思いました。
他にも、滞在を快適にする施設がたくさん!
湯上り処「ゆらり」と名づけられた場所には、マッサージチェアやフィットネスバイク
も置いてあるという充実ぶり。夕食を食べ過ぎたワタシは、お風呂あがりのご夫婦が
マッサージチェアで癒される横でバイクを漕いでカロリー消費していました。
トレーニングをするようになってから、こういうアイテムを見逃しません(笑)
さらに、万座ホテル聚楽ではゲームの貸し出しも行っています。
トランプや上毛かるたは無料、そのほかのゲームは300〜1,000円/1回でした。
プレイルーム(30分250円)を借りる場合は、いずれかひとつが含まれるそう。
プレイルームではカラオケや麻雀も楽しめるみたいです。
ワタシたちは、せっかくだしと「人生ゲーム」を借りてみることに。
これが超盛り上がり、日付が変わるまで夢中になって遊んでしまいました。
これぞ、温泉宿の和室ならではの楽しみ方だよね。
最初は「1,000円、ちょっと高い?」と思ったけれど、4人で遊べば250円/1人、
それであんなに楽しい時間を買えたのなら、すごくコスパが良い!とさえ思えました。
電車で人生ゲームを持って旅行に行けないし。
万座ホテル聚楽に宿泊したら、ぜひゲームの貸し出しを利用して欲しいです!
そして、期待の温泉「大浴場 雲海の湯」。
驚いたのが、万座ホテル聚楽の大浴場は、昼の12:30から翌朝9:30まで
夜中もずっと入浴が可能なのです!(途中20:00〜20:30は入替のため入浴不可)
よくある「お風呂何時までだっけ?」がここでは不要。
深夜にひっそり星見風呂や、明け方の朝焼け風呂も出来ちゃいます。
お風呂は「露天2つ+内湯1つ」と「露天1つ+内湯1つ」があり、
夜の20:30に入れ替え。夕食の前後で違うお風呂が楽しめる感じの時間割です。
大浴場内にもシャンプー&コンディショナー、ボディソープがありますが、
脱衣所には「シャンプーバイキング」があり、好きなヘアケアを選んで
ミニカップに入れ、持って入ることも出来ます。聚楽のこのサービス好き。
内湯は、大きな窓に面していて、その向こうに露天風呂が広がっています。
お湯は、加水なしの源泉かけ流し、強酸性だから塩素投入なし。
硫化水素ガスの濃度を下げるため一旦空気にさらすことと引湯による湯温低下が
起こることから熱交換方式によって加温はしているということです。
もちろん、成分はそのまま。
実際に入浴してみると、ワタシの中ではここまで温泉の違いを感じたのって、
はじめてかもしれない。。。と思うほど、芯から温まり、肌がつるつるになりました!
のぼせるとは明らかに違い、芯に働きかけてくる感じ。
硫黄に含まれる硫化水素成分による毛細血管の拡張作用に加えて、
標高が1,000mを超えると心拍数が変化し、血のめぐりが良くなることが
ワタシが感じた「温まり」に関係しているみたいです。
ちなみに、滞在中に4回もお風呂に入った友人も「良いお湯だ」と言っていました。
彼女は入浴マニアなので、違いが判る信頼出来る感想だと思います。
空吹を眺めながらの露天風呂は、「最高」の一言!
ぜひ、一度は明るいうちに入るのをオススメします。
裸で、こんな大自然と対峙することって、そうそうないはず。
そして、実は毎朝9:40から10分間は、お風呂の写真を撮れる時間帯があります。
(入浴は出来ません。着衣での撮影です。)
今回の写真もその時間帯を利用して撮りました。
大浴場は撮影禁止のところが多いけれど、この雰囲気は写真に残したいと思うもの。
こちらもオススメのサービスです!
フロント階のロビーラウンジからも大自然のパノラマ。
人里離れた山奥だからこその良さを実感しました。
ワタシ、この旅ですごくリフレッシュできたと思う。
なんだか湯治の良さが判ったような気がしました。「命の洗濯」だね。
今回、宿泊レポート記事を読んでくださった方の読者特典として
万座ホテル聚楽のシークレットプランをご用意いただいています。
読者特典・限定プランのページから予約すると、通常よりオトクに宿泊出来ます!
(シークレットプランの対象期間は、2019年11月5日〜2020年3月31日)
宿泊をお考えの場合は、ぜひ利用してみてくださいね。
宿泊予約はこちら→読者特典・シークレットプラン
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