大山の南麗にある休暇村 奥大山は食事のおもてなし精神がすごかった
鳥取県・奥大山(おくだいせん)の魅力を知る江府町(こうふちょう)ツアーでは
休暇村 奥大山に宿泊しました。 休暇村は、国立・国定公園内の景色や環境の
良いところに置かれた保養施設で全国に37施設あります。奥大山もそのひとつ。
奥大山 江府町は、大山隠岐国立公園に含まれています。
休暇村 奥大山の中には、今回宿泊したホテルのほか、鏡ヶ成キャンプ場、
鏡ヶ成スキー場、ウォーキングコースなどがあるようでした。
ホテルのほとんどのお部屋は和室。全50室のうち1室のみが洋室だそうです。
10畳の和室は広く、一人で寝るのは申し訳ないほど。
お部屋に洗面とトイレはありましたが、お風呂は大浴場を利用します。
驚いたのが、こちらの夕食!
この日は、9月1日〜11月8日まで提供されていた「のどぐろと鳥取和牛会席」の
お料理をいただきました。もちろん、のどぐろと鳥取和牛の高級食材でスゴイのだけど。
なんか、このお品書き、おかしくない?
そう!休暇村 奥大山の夕食には、全てハーフバイキングが付いているという!
コレ、どこが「ハーフ」?と聞きたくなるほど立派なバイキング。
ごはんや、汁物はもちろん、おばんざいや、お漬物、デザートやソフトドリンクまで
しっかり揃っています。アルコール以外は、ドリンクの代金もかからない素晴らしさ。
お品書きに載っているのは、ほんの一例でした。
食材には、地のものもたっぷり使われています。
これでお腹がいっぱいにならないひとはいないはず(食べ放題だから)。
「お料理しっかりあるから、取り過ぎない方がいいよ」とアドバイスを
もらいましたが、コレを我慢するのは悩ましい状況。。。
そして、テーブルに運ばれてくるお料理は。
前菜の「秋の吹き寄せ盛り」からして、こんなにステキなもの。
目で舌で秋を感じさせてくれます。
お造りは、鯛、鮭、鮃、鮪、甘海老。
境港が近いからかな?山陰の海の幸の美味しさを実感しました。
鳥取和牛は朴葉焼きで。
実は、ワタシ、鳥取和牛の中でもオレイン酸を55%以上含む「オレイン55」の
大ファンです。ワタシの中では、神戸牛よりも美味しいのでは?と思っているという。
オレイン酸が豊富な和牛は霜降りでも重くなく、年齢と共に「霜降りがきつくなった」
というひとにオススメです。鳥取和牛は「オレイン55」でなくてもオレイン酸が豊富。
コレだけのボリュームの中でも、胃にもたれる感じがなく、美味しかったです。
ちなみに、この朴葉焼きの横では、松茸の土瓶蒸しが火にかかっていました。
ダブルコンロという見たこともないような贅沢感でしたが、まさかの写真撮り忘れ。
あまりにも豪華で忙しい食事に舞い上がっていたと思われます(笑)
「もう充分でしょう」と思っているところに、「のどぐろの塩焼き」が登場。
うっかり「コレ、二人で一皿ですか?」と聞いてしまうサイズです。
もちろん、「いいえ、お一人様一皿です」という答え。
以前、友人が「金沢で食べた、のどぐろ小さかった!」と嘆いていたので
このサイズはスゴイのだと思います。「もう食べられないー」と思ったのに
箸をつけたら最後、ぺろりと食べてしまいました。脂がのってて美味しかった!
お風呂は、温泉ではなく奥大山の水を汲み上げて沸かしたもの。
軟水のお湯は、やわらかい肌あたり。
お風呂あがりの肌がふっくらしている感じがしました。
水の中のカルシウムと石けんの中の脂肪酸の結合が関係しているのかな?
(一般的に硬水の方がカルシウムが多いため結合しやすく、肌に残りやすい)
大人1名510円で日帰り入浴も利用出来るようなので、
文字通り全身で奥大山の軟水を感じてみるのもオススメです。
明けて、翌朝の朝食もバイキングスタイル。
朝食も夕食に負けず劣らず、どれを食べようか迷う品数です。
和洋食メニューはもちろんのこと、朝からハタハタ焼いたり、
スタッフのお姉さんがおにぎりを握ったりしてくれていました。
これまで、いろんなところを旅し、様々な宿泊施設を利用してきたけれど。
それだけでも立派な献立にハーフバイキングが付いている夕食に遭遇したのは
はじめてかもしれません。休暇村 奥大山の食に対するおもてなし精神はスゴイです。
11月上旬の休暇村 奥大山は想像以上に宿泊客がいて。
ロビーやレストラン、廊下などで、たくさんのお客さんとすれ違いました。
トレッキングシューズに一眼レフカメラというスタイルで、
秋の奥大山の撮影に来ているひとも多いもよう。
奥大山の自然を撮影する拠点としてもオススメの宿泊施設です。
休暇村 奥大山
鳥取県江府町役場公式観光情報「奥大山物語」
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